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2007年03月27日

夏目漱石の影としての坊っちゃん

音楽座ミュージカル/Rカンパニーの次回公演、
「アイ・ラブ・坊っちゃん」のチケットプレゼント中です。
昔のバージョンをみましたが、夏目漱石の内面をよく描いています。

ところで、悲しむほど楽しいことはないと思う。
楽しさの量は、自分が過去経験した悲しみとのギャップに影響される。
なので、悲しみが深いほど、ハイになりやすい。逆もまた同じく。
躁鬱病という、極端に明るくなったり暗くなったりする病気は一見
不思議に見えるが、とても暗い状態から気分がよくなるからとても
明るくなるのであり、逆もまた同じなので、よく考えればまっとうな働き
で上下している。

「善人とは、夢のなかで悪い事をする人である」と言ったのは誰だか
わすれたが、気分の相対性と同じく、人の性格は、その性格と反対の
性格を内面にもつことでできていることが多い。

ある性格は、特定の性質を抑圧することで成り立っている場合が多い
と思うのだけど、抑圧された性質はグループとなって、別人格として
夢のなかにあらわれたり、日々の行動のなかにふとあらわれたりする。
このへんのテーマは、ゲド戦記の原作(映画の方は違うけど)や、
名著「影の現象学」によく描かれている。

自分と反対の性格をどう生かすか、というやり口は人それぞれで、
純愛小説を書く人があってみるとエログロ大好きだったりするのは、
自分と反対の人間を、小説等の作品で昇華させようとすることが多い
からだと思う。二重人格者になるものもいれば、夢ですますものも
いれば、自分と反対の人と結婚するものもいる。

夏目漱石は、「坊っちゃん」の登場人物で、赤シャツこそ自分だ、
と明言しているが、それは実際の夏目漱石に近いのは赤シャツだ、
といっているだけで、夏目漱石のもう一つの性格、反対の性格が、
坊っちゃんそのものなのだと思う。坊っちゃんを内面に秘めながら、
赤シャツ的な態度をとる夏目漱石。
「アイ・ラブ・坊っちゃん」では、そのへんがよく描けている。

夏目漱石は、東大の教授を辞して当時のベンチャー、朝日新聞に
転職しているが、これこそ「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばか
りしている」という坊っちゃんそのものだ。前述の「影の現象学」では、
こういった行動は「影の反乱」、つまり自分の反対の性格が、突然
表にでてくる行動だという。

夏目漱石の人生を見ると、赤シャツと坊っちゃんのあいだをいったり
きたりしているように見える。その辺を自分でも冷静に観察していた
らこそ、一つの作品に、別人格として自分を表現できたのだろうか。
別人格の活かし方をあらわした作品は、現代でもまだ少ない。
どこまで先をいっていた人なのだろうか。セカンドキャラクターをもつ
のが普通になる日がくるのかもね。

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2007年03月26日

性格別ブログ分類

語尾に性格は現れる。

ブログを、書いている人の性格別にカテゴリわけできないだろうか、
と思ってたのだけど、語尾でわけたら近い結果になるのではないか。

■語尾が「である」
もっとも幼稚な性格である。自分の物の見方が普遍的な物の見方
だと勘違いしており、思い上がり、思い込みが激しいのである。

■語尾が「思います」
もっとも臆病な性格だと思います。自分の世界観に自信がないので、
とりあえず個人的な意見として表明しようとして、中途半端な意見に
なるのだと思います。

■語尾が「です」
もっともわざとらしい性格です。人の事を考えられない人間音痴
なので、礼儀で人と距離をたもっておきたいのです。

■語尾が「思われます」
もっとも卑怯な性格だと思われます。自分の意見なのに、人の意見
であるかのようなニュアンスをかもし出すことによって、責任を回避
するのだと思われます。

とはいうものの、
「である」のような高慢でないと新しいことはできないし、
「思います」のような大人でないと物事は収まらないし、
「です」のような礼節がないと、人と一緒に仕事はできないし、
「思われます」のような幼稚さがないと愛嬌がないと思われます。

発音でも、語尾をどこまで強く言うかで意思の強さがあらわれちゃうよね。
どこもかしこもバレバレで恥ずかしいね。私も含め。

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2007年03月25日

ふと

最初に「パトラッシュ」と言っておけば、なんでも許された感じになるのでは、と思った。

・パトラッシュ、もう口説きつかれたよ。
・パトラッシュ、もう遊びつかれたよ。
 等

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2007年03月24日

しゃべるための機械

昼飯を友人とたべ、とあるカフェにいったら、
そのカフェを経営している60歳の女性と80歳の女性が元気で、
えんえんと5時間くらい話をほぼ一方的にされた。

店にはいったのは3時半だったが、はいったとたん、オーナーが
「店はもうしめちゃっておしゃべりしよう」と、つれと4人きりで、

・いかに男はだめか
・ちかごろの60〜70歳代の男はだらしがないことについて
・地上げ屋との抗争について
・滋賀の近江八幡と日野のすごさについて
・近江商人について
・子育てについて

等々、長時間すぎてぐったりつかれた。おもろいからいいんだが。
カフェにいって倒れそうになるのははじめてだ。世の中はひろい。。。

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2007年03月22日

ご当地バカ百景2

宝島社さんから、ご当地バカ百景の続編をださないかと
言われているのですが、

各県のバカ風景を描いてくれるイラストレーターを
さがしています。47都道府県を、1とは別の噂で47枚。

前回の田中さんには多大な負荷をかけてしまったので、
今回は、この仕事にある程度時間がとれる方におねが
いしたいかと。美大生とか、いいなあ。

誰かいませんかね。

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ふと

ある人に対する噂を元に、
その人をしらない人が顔をみないでイラストを描いたとすると、
極端にデフォルメされたイラストができあがるのだろうか。

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私の考える人の構造

070322.gif

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2007年03月19日

交換留学×ブログ

東京ビジネスアイデアコンテスト 2007
の応募が今月二十日締め切りです。

事業計画書なしでよく、400字でアイデアを書くだけの敷居が低いコンテストで
オススメ。応募条件が、34歳まで、というのが34歳の私には笑えた。

ちなみに私の案は下記。すでにあるよ、とかだったら教えてください。
--
プラン名:「ブログ留学」

外国人の書く日本語は新鮮です。
たとえば、お相撲さんを見て「なんてすごい肉のかたまりでしょう」と言っている
文をみかけた事があります。
ネイティブじゃない人の書く文章は、技巧や常識が無いためか、かえって面白く、
本質的な場合があります。

私が提案するのは「交換留学×ブログ」。
様々な国の人が、勉強したい言語でブログを書き、互いに評価・添削しあう
異国間コミュニケーションサービスです。
例えば、日本人がドイツ語ブログを書き、ドイツ人が日本語ブログを書き、
互いに評価・添削しあいます。
語学勉強になるだけでなく、様々な国の人が自国語で書いたブログが一覧
できます。

誰かのブログを一回添削すれば、自分が一回添削してもらう権利を得る仕
組みで、言語が違ってもコミュニケーションできるウェブサービスを作ります。
無料で添削しあい、添削を特定の人に依頼したい場合のみ、添削者の人気
に応じた指名料で課金します。

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2007年03月17日

futo

もし、飼い主より飼い犬の方が賢かったら、
散歩のとき、
飼い犬が飼い主を散歩させているのだろうか、
と思った。

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2007年03月16日

futo

後で話す - 裁判所前から中継です - はてなセリフ

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futo

言葉遊びはやめて! - 嘘だッ!! - はてなセリフ

特に意味はありません

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アートの谷

不気味の谷現象に近い、
アートの谷、って現象がエロ業界にあるらしい。

エロ作品の登場人物をあまり美しくしてしまうと、
アートになってしまい、エロさが減ってしまう現象
だとか。

なんか、これ系でいろいろありそうだね。

ある点が極端になることによって、別グループと
して認識される問題、という意味で探せば。

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顧客要求と禅

変な夢を見た。

昔の上司から、燃えてもはがれない両面テープを買ってきて
くれ、といわれ、探せど探せど無い。

どうにもおかしいと思って、ことの経緯を調べると、顧客が
上司に、燃えてもはがれないテープがあったら欲しい、と要求
していることがわかった。

つまり、そんなものはあるかわからんが、あったら欲しい、と
いう要求だったので、そもそも存在しなければ、「無いです」
で終わりの話だったのだ。

顧客の要求をそのまま伝える営業は嫌われるが、
「無門関」第五則にこんな話がある

人が木に登って口で枝を咥えて手足を離してぶら下がっているとき、
下の人が「達磨がインドからやってきた真意は何か」と聞いた。
答えなければその質問を避けたことになるし答えれば木から落ちる。
どうしたらよいか。

ここで問題なのは、ぶら下がっている状況ではなく、そんな無茶な
要求をしてくる下の人であり、またそんな公案を持ち出してくる和尚
である。

顧客の要求と請負の関係と、禅の公案の一つが近い問題である、
というのが面白い。

--
昨日の帰りの電車で、地下鉄で、広尾から恵比寿の間がやけに
遠くて、違和感を感じ、地下鉄で生きている人形の世界に迷いこむ
少女マンガをおもいだした。

考えれば、なんらかの事情で、広尾から恵比寿間を減速して電車が
はしっており、いつもより時間がかかったのを、距離が遠い、と
間違って認識してしまっていた。外が見えない地下鉄では、
時間と空間の意味が近いのだな、と思った。単にバカなだけだが。


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2007年03月15日

見える化としての妖怪

外国人に日本のことを説明するときに、
やけにいいかげんな説明になるときがある。

「姑獲鳥の夏」を読んでるときにドイツ人とあって、
小説のモチーフである「姑獲鳥」という、
出産するときに死んだ母親が化けた妖怪について
適当に説明した。

死んだ母親が、地上に残した子に会いたくて、
あの世から羽を生やしてやってこようとする。だから
この妖怪は羽を生やしているのだ。と

小説中でも、「姑獲鳥は、死んだ母親の無念を形
にしたもの」という言及があるが、

人の感情や概念を見える化している、
という意味で、妖怪はバカにできない。
クオリアといった主観をあつかいだした
主観科学?にとっては、
これから研究対象になりうるのではないか。

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2007年03月13日

井の頭線の恐怖

きのう、生まれて3度めくらいに井の頭線にのったら、
左側にいた大学1年生の会話がおもろかった。

男A「マッハ?マッハはヤンキー宣言したらしいぜ」
男B「まだ高校いってるの?」
男A「ヤンキー宣言したら高校いかないでしょ」

ヤンキー宣言ってなに?

男A「あいつチームだっけ?」
男B「あいつはギャングだよ」

なにがちがうの?

男A「あいつバイニンやって金ごまかしてもうけてるらしいぜ」
男B「あたま切れるやつってむかつくよな、バカならいいけど」

そんなにあたまよくないと思う。。

右のラッパー風の男も、電話で
「やるっつってんだろーうるせえなあ!」と怒鳴っている。

井の頭線は、すごいと思った。

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2007年03月08日

こどもの名前

こどもにひどい名前をつける親がいるが、
ほんとうにひどい名前は、苗字のような名前だと思う。

谷口谷中、とか、谷口竹田

とか。

余談だが、私の父は、
私にキュウリという名前をつけることを主張していたそうだ。
谷口キュウリ。ほんとうにひどい。生まれた直後に危機一髪。

理由は、キュリー夫人の伝記を読んで感動したから、だそうだ。

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2007年03月07日

futo

一万円札の肖像画をアホの坂田にしたら、
経済効果があるのではないか、と思った。

カジノとかでは、金をまずコインに変えるが、
このコインが安っぽいため、ばんばん使って
しまう。このコインの安っぽさは確信犯。

コインが金でできてたら、大切に見えて、
そんなにつかわないだろう。

というわけで、アホの坂田の1万円は
安っぽくなったぶんだけ気軽につかわれる。
かも。

--
捕まったときのニュースに、会社員(自称)、大杉健也
ってでるときがあるが、クリエイター(自称)、大杉健也
ってでたらすげえ恥ずかしいことだな、と思った。

--

を読む。

最近、
老人と孤独関係の本ばかり読んでいる。

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もうダメかと思った

時々自分は大丈夫だろうか、と思う瞬間があるが、
今日寝ていて、「エロス谷口よ、起きなさい」という
夢の声で目覚めたときは、もうダメかもしれないな、
と思った。

快楽主義者のエピクロスが求めた快楽が、思索の
快楽だったように、ギリシャでいうエロスは、現在
でいうエロスとかなり違うような気がする。
ギリシャにおけるエロスを調べてみようと思う。

もうダメかと思った瞬間ってありますか。

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2007年03月06日

孤独


を読んだ。

人と仲良くなる社交性は評価されるのに、
一人でいられる能力は評価されにくい、

という観点で、一人でいることの効用や、
孤独を選んだ人のエピソード紹介。

漫画のベルセルクで、
死にかけた旅人を助けようとした人が、
旅人に、「私はこれまで一人で生きよう
と思い、一人で生きてきました、どうか
私の最後も一人にさせてください」
と言われるシーンを思い出した。

イチローの、なんで上手になれたか、
という質問の答え、「みんなが飲み会
にいってるときに、僕はバットを振って
いるから」という台詞も。

どちらもうるおぼえだけど。

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2007年03月01日

memo

足クサ川柳


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