借力[CHAKURIKI]
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インタフェースとしての意識

催眠術師が「あたなはリンゴを食べたくなる」と4人の被験者に催眠をかける。
そして、そういった催眠がかかっていることも催眠で忘れさせる。
次に、リンゴが食べたくなった被験者に、「なぜリンゴが食べたいのか?」
と聞くと、様々な理由を被験者は説明する。「昨日八百屋さんの前を通った
ときにおいしそうだったから」とか。

つまり、欲求がまずあるのに、その欲求を過去の記憶で構成して意識上で
再度作り直そうとする。

この場合、意識は、欲求と、欲求を満たす場である社会とのインタフェース
としてのみ機能している。意識のインタフェースとしての役割は、意識の
機能のなかのどれだけの割合を占めているのだろうか。
10割がインタフェースだったら、なんだか怖い。

行者が真実知らぬのは
 意識に幻惑されるゆえ
過去より積もる苦の種を
 愚かに本来人と呼ぶ
(無門関)


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